永井樹里写真展「 Moment Cut 」を、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮し、開催日程を、2022年10月15日(土)から2022年10月23日(日)の期間に延期致します。
ご鑑賞を予定して下さっていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ぜひとも来年の個展開催時にご鑑賞賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
永井 樹里
Galerie de RIVIERE
時々、現像後の写真たちは想像を超えた像を写し出してくれます。
それは私自身と被写体とそこに在る空気が混ざり合い、構築されて写し出されたものであるのではないかと感じました。
写真を撮るということは、触れるという行為と似ています。
私自身が感じ取った空気に触発され、
想像を超えたそれらが写真に封じ込められていると思います。
私は今、被写体達のそれぞれが持っている美しさを見つけようと模索している最中なのですが、予期せぬところでそういう写真が撮れることがあります。
想像を超えた作品が出来上がることによって次の新たなインスピレーションに繋がっていきます。
この気づきが今写真を撮り続けている理由であり、これからも続けていく糧となっていくのだと思います。
被写体は、私が迷うことなく美しいと感じたものであり、全てに共通するものは曲線の醸し出す美です。
思わず触れたくなるような、そんなモチーフを選びました。
今作品をご鑑賞いただき、皆様の中にある曲線美の琴線に触れた時、
どういう美をそこに見出していただけるでしょうか。
それを想像しただけでも、わたしは胸が高鳴ります。
永井 樹里
Galerie de RIVIEREは永井樹里氏の関西初個展を開催致します。
彼女の作品と出会ったのはInstagramでした。
りまさんという彼女の友人を撮影した作品を見た時に心惹かれ「ぜひ展示が観てみたい」と思い2019年に声をかけさせて頂きました。
その年に一度RIVIEREにご訪問頂き、改めて2020年9月開催で展示の話を進めておりましたが、コロナ禍の影響で予定を一年延期し、今回関西初個展を開催頂きます。
今展示では2019年から2021年にかけて主にフィルムで撮影された作品を展示して頂きます。
彼女の作品は独特の澄んだ空気感と湿度を持ち、締まった黒と印象的なハイライトが観る人の感性を刺激します。
美大時代から写真映像を専攻し作品を制作、卒業後は株式会社アキューブに就職。その後退職し、現在はフリーランス。
コロナ禍ですら彼女の才能は輝きを増し、写真のみならず映像分野でも目覚ましい活躍をされています。
永井氏の個展を開催出来ることを光栄に思うと共に、これからも永井氏の作家活動を支援して参ります。
Galerie de RIVIEREは招待展示を通じて、ギャラリーとして様々な表現活動を行う作家の支援を行って参ります。
RVIERE
Photographer / Director of photography
1996年鹿児島県生まれ。
長岡造形大学視覚デザイン学科卒業。
2019年株式会社アマナ(アキューブ)入社。
2020年からフリーランスとして活動を開始。
TVCM、ミュージックビデオ、WEBムービー、ショートムービーなどの映像作品を中心に撮影している。
フォトグラファーとしての活動も、アーティスト写真や広告など様々な作品の撮影を行う。
2021年には朝日広告賞にて審査員賞(写真賞)受賞。
https://www.instagram.com/juritea.1022
〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3丁目1-17 リヴィエール2F
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