【青山裕企写真展「 少女礼讃 {Naked} ~蛹する身体~ 」】

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Statement


「少女礼讃(しょうじょらいさん)」は、「ソラリーマン(2006-)」「SCHOOLGIRL COMPLEX(2006-)」に続く、青山裕企の第三の作品です。

作品のメインテーマが、“記号性と個性”である通り、
「少女礼讃」は、“素性のわからない(モデルやアイドル活動などを一切していない、SNSも居住地も名前も年齢も公表されていない)、極めて記号化された少女を、2018年夏から毎週のように、圧倒的な量と質で、極めて個性的に撮影し続けている作品です。

2020年6月に、集大成となる写真集『少女礼讃』を青幻舎より刊行いたしました。512ページという圧倒的なボリュームで、Amazon売れ筋ランキング(写真家の本 部門)第1位を獲得。2021年には重版出来、刊行から二年近く経つ現在においても、多くの反響が続いている作品です。

「少女礼讃」において、少女と(大人の)女性とのギャップが、ひとつの繰り返される重要なテーマとして存在します。度々登場する“舌を出している”写真が、子供っぽい無邪気さと、挑発的なエロスというギャップのある表現を共存させていて、鑑賞者の心を騒がせます。

思春期の甘酸っぱさを想起させるデートのような写真から、大人同士の情事を想起させるヌード写真まで、すべてがひとりの普通の少女とは思えない程のギャップを生み出しています。

この度、二年ぶりとなる集大成的な写真集『少女礼讃{Naked}(特装版)』をユカイハンズパブリッシングより刊行いたします。今までの写真集のなかで、最も大きいサイズで、“Naked(ネイキッド)=裸の、剥き出しの”少女自身から発せられる生に満ちあふれた表現、欲望的なまなざしを、礼讃の思いをこめて撮り続けた“生々しくも、瑞々しい”作品を展開いたします。


青山 裕企

Commentary

Galerie de RIVIEREは3度目となる青山裕企さんの個展を開催致します。

今年も青山裕企さんに少女礼讃を開催頂きます。
2018年にひたすら少女の写真がUPされるSNSアカウントを見つけ、その少女への眼差しに心惹かれ調べてみると、作家は写真家の青山裕企さんでした。

膨大な写真群により青山さんの眼差しを通じて、”少女”という象徴化された個性的な存在が年々変わりゆく姿からミステリアスなエロスやリビドーを垣間見ることが出来る作品です。

今年も「 少女礼讃 」という唯一無二の作品を当ギャラリーで展示していただけることを嬉しく思います。

5月は少女を礼讃しにRIVIEREへ! ぜひご高覧下さい。

Galerie de RIVIEREは招待展示を通じて、ギャラリーとして様々な表現活動を行う作家の支援を行って参ります。


RIVIERE

※「礼讃 / らいさん」 意味:ほめたたえること。ほめ尊ぶこと。
(出典|三省堂 大辞林 第三版)

Biography

青山 裕企 / Aoyama Yuki


Mr.Portrait / 写真家
https://yukiao.jp

ペンギンとショートヘアと猫をこよなく愛する“究極の晴れ男”
フェチなのにピュアな作風で、制服やコンプレックスを魅力的に撮影

1978年、愛知県名古屋市生まれ。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、
2005年、上京して写真家として独立。2007年、キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。ギャラリー(2015〜)・出版レーベル(2016〜)・オンラインコミュニティ(2021〜)を運営。現在、東京都在住。

代表的な作品は、『schoolgirl complex』『ソラリーマン』『少女礼讃』。

2009年より写真集などの著書を刊行、2022年中に100冊を突破(翻訳版も多数)。
海外で個展やアートフェアなどに多数参加。
SNSのフォロワーは、中国Weibo12万人以上、国内主要SNS12万人以上。

吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。
お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて24年目、上京・独立して17年目。
自分なりの戦略で、写真業界を“ファーストペンギン”を目指して泳ぎ続けている。


Access

Galerie de RIVIERE
/ ギャルリ・ド・リヴィエール

〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3丁目1-17 リヴィエール2F

info.riviere@urdarkroom.com


営業時間

土・日曜日
12:00~19:00(入場は18:30まで)<要予約>


定休日

月・火・水・木・金曜日


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