【青山裕企写真展「少女礼讃~"少女"とは何か?~」】

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青山裕企写真展「少女礼讃のすべて 大阪展」開催延期のお知らせ

青山裕企写真展「少女礼讃のすべて 大阪展」を、鑑賞者の皆様への新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、開催日程を、2021年5月15日(土)から2021年5月23日(日)の期間に延期致します。


作品はこれからも続いていきますので、楽しみにしていて下さい。
新しい作品をたくさん展示できるよう、頑張ります。
ご鑑賞を予定して下さっていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ぜひとも来年の個展開催時にご鑑賞賜りますよう、何卒お願い申し上げます。


青山 裕企
Galerie de RIVIERE


Ticket

青山裕企写真展「少女礼讃~"少女"とは何か?~」鑑賞予約フォーム

Statement


僕は「少女礼讃」という作品を、
素性のわからないひとりの少女を、圧倒的な量と質で、
謎めいた関係性において撮影し続けている作品

と説明しているけれど、
それは、僕と少女の関係性の外側にいる人たちから見たものであって、

実際のところ、僕は目の前にたしかに存在する、
ひとりのかけがえのない人を、“礼讃”の思いをこめて撮り続けている。

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はじめて会ったとき、僕は少女の目がとにかく気になった。
なんて眼差しが真っ直ぐで、強いんだろうって思った。

カメラを向けていない、ふとした瞬間でも、
少女の眼差しは、とても強く感じていた。
人々を、世界を徹底的に観察しているかのような、今までに見たことのない不思議な目をしていた。

僕と目が合うとき、僕を見ているようで、心の中ぜんぶを見ようとしているような気さえして、僕も目が離せなくなった。
はじめての撮影のとき、とにかくお互いに強く見つめあっていたように記憶している。
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振り返れば、もう二年近く、会うたびに新しい少女の姿をカメラに収めてきた。
一回一回の撮影をとても大切にしているし、今でも一枚一枚の写真を見るたびに、
鮮明に思い出すことができる。

写真は過去と現在をつないでくれる、素晴らしいものだと思う。

青山 裕企

Commentary

Galerie de RIVIEREは、昨年延期となった青山裕企氏の個展を内容を変更し、
青山裕企写真展「少女礼讃〜"少女"とは何か?〜」を開催致します。

一昨年5月の青山裕企写真展「少女礼讃 大阪展 ~純粋に真じる~」では、たくさんの方々にご鑑賞頂くことが出来ました。ありがとうございました。

今回の青山裕企写真展「少女礼讃〜"少女"とは何か?〜」では、コロナ禍になり撮影が中断されるまで(2018年夏から2020年春)に撮影された作品を総括する“少女礼讃の集大成”となり、これまでの作品が写真展示や5,000枚を超える超大作スライドショーなど、様々な方法で展示される予定です。
さらに、"少女"が撮影の中でインスピレーションを得て制作した絵画作品も初公開されます。

青山氏にとって、一人の少女を礼讃するように、ただひたすらに撮り続けることで表現されているこの「少女礼讃」という作品は、鑑賞者にとって「被写体と撮影者、二人だけの世界」を垣間見ることで世界観が構築されてきましたが、今回のステートメントで青山氏自らの"少女"に対しての感情をあえて表出させることによって、今後「青山氏と少女、二人だけの世界」がどのように表現され、鑑賞者に受け止められるのかとても楽しみです。

また、今回初展示となる"少女"制作の絵画作品も展示されることにより、被写体としてではない方法で自らを表現するはじめての「少女礼讃」展です。
会場では写真集「少女礼讃Ⅲ」(500部限定)や作品の販売等、今回限定の購入特典もあり(青山さん、ありがとうございます!)、少女礼讃ファンにとっては見逃すことの出来ない個展です!

青山氏の個展を開催出来ることを光栄に思うと共に、これからも青山氏の作家活動を支援して参ります。

Galerie de RIVIEREは招待展示を通じて、ギャラリーとして様々な表現活動を行う作家の支援を行って参ります。

RIVIERE
※「礼讃 / らいさん」 意味:ほめたたえること。ほめ尊ぶこと。
(出典|三省堂 大辞林 第三版)

Biography

青山 裕企 / Aoyama Yuki


Mr.Portrait / 写真家
ペンギン・ショートヘア・飼い猫(白いニコと縞のカノ)が大好きな“究極の晴れ男”

1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年
自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。ギャラリー・出版レーベル・オンラインコミュニティを運営。現在 東京都在住。

『スクールガール・コンプレックス』『ソラリーマン』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親・少女像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。

吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。
広告・企業・雑誌のグラビア・書籍の装丁・CD・アーティスト写真など、ポートレート撮影を中心に活動。撮るだけでなく、書く仕事(エッセイ・写真実用書)、教える仕事(講演・ワークショップ・講師)なども行う。TV・ラジオなど、メディア出演も多数。

https://yukiao.jp

Access

Galerie de RIVIERE
/ ギャルリ・ド・リヴィエール

〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3丁目1-17 リヴィエール2F

info.riviere@urdarkroom.com


営業時間

土・日曜日
12:00~19:00(入場は18:30まで)<要予約>


定休日

月・火・水・木・金曜日


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